バスタ新宿と貸切バスの乗り場はなぜ違う?仕組みを図解で比較
新宿駅と検索すると真っ先に目に入る「バスタ新宿」ですが、ここは高速バス・夜行バス専用のターミナルで、貸切バスは利用できません。バスタ新宿では4階で乗車、3階で降車という専用フロアの仕組みになっており、改札を通った先の施設内で乗り降りする構造です。一方、社員旅行や観光、修学旅行などで使う貸切バスは、新宿教育・保育施設前など、指定された路上でドライバーが寄せた車体にそのまま乗り込む方式になります。「新宿駅=バスタ新宿で貸切バスも乗れる」と思い込んでいる方が多いのですが、施設も場所もまったく別物とまず覚えておくと安心です。
教育・保育施設前の乗り場までの行き方(徒歩ルート)
貸切バスの乗降場所は、教育・保育施設前に設定されることが多く、西口方面から徒歩数分の距離にあります。目安としては、西口の改札を出て西口地下へ進み、中央通りの地下道を都庁方面に向かって歩いていただくと、S-3出口から地上に出て都庁方面へ1〜2分ほど進んだ交差点付近に乗降場所があるケースが一般的です。事前にご案内する集合場所の地図と合わせて、このおおまかな道順を把握しておくと、当日迷わずに合流しやすくなります。ただし新宿駅周辺は現在も道路工事が進んでおり、バスやタクシーの乗り場位置が随時変更されている状況です。工事の進み方によって集合場所の案内が変わる可能性があるため、直前の最新配置は「新宿駅直近地区工事情報ポータル」に掲載されているバス・タクシー配置図で確認していただくと確実です。幹事の方は出発前に一度目を通しておくと、当日の案内がスムーズになります。
団体の集合・乗車はどう進む?乗務員目線の乗降オペレーション
集合時間については、積み込み作業にかかる時間を考慮して、余裕を持ってお越しいただくようご案内しています。教育・保育施設前のような乗降場所に到着してからトランクへ荷物を積み込み、全員の乗車を確認してから出発するまでに一定の時間が必要なためです。乗務員は現地に到着すると、まずお客様の荷物をトランクへ積み込み、それから順番に乗車のご案内をする流れが基本になります。スーツケースなどの大きな荷物が集合場所のあちこちに散らばっていると積み込みに時間がかかってしまうため、幹事の方があらかじめ「荷物はこの場所にまとめて置いてください」と一か所に集めておくよう周知しておくと、積み込みがスムーズに進み、出発時刻も守りやすくなります。
新宿駅周辺でバスを待機させておける?駐停車の基本ルール
集合時間より早く到着した場合でも、バスをそのまま路上で待機させておくことは基本的にできません。駅のロータリーや片側1車線の狭い道路、急な坂道、交通量の多い路上などは、そもそも大型車を配車できない場所に当たるためです。新宿駅周辺でも長時間の路上駐停車は避ける必要があるので、早めに到着しそうな場合は待機場所を別途指定しておくのが実務上のポイントです。待機先の一例としては、都庁の大型車駐車場が挙げられます。収容台数は8台で、入出庫可能時間は7:00〜23:00です。利用には事前予約が必要なため、待機場所として使う可能性がある場合は早めに手配しておくと安心です。なお、ここでご紹介しているのはあくまで待機先の一例であり、貸切バスの運賃ではありませんので、ご注意ください。
早朝・深夜に貸切バスを使うときの乗降場所で気をつけたいこと
早朝出発や夜行での利用時は、人通りが少なく周囲も暗いため、荷物の積み込みやお客様の乗車案内にいつもより時間がかかりやすくなります。教育・保育施設前の乗降場所は都庁方面へ向かう交差点沿いにあり、信号のある交差点には街灯が設置されているため真っ暗になりにくい一方、歩道の幅はそれほど広くないため、荷物をあちこちに広げすぎないよう注意しておくと安心です。また、待ち時間に利用できる周辺のコンビニやトイレの場所を事前に把握しておくと、集合時間より早く着いた参加者をスムーズに誘導できます。幹事の方は、集合時間と集合場所を記載した案内を事前に参加者へ配布し、当日は目印になる旗やボードを掲げておくと、人通りの多い場所でも参加者が迷わず合流しやすくなります。
