人数(または台数)から逆算する基本の考え方
貸切バスの手配では、参加人数が先に決まっている場合と、使えるバスの台数が先に決まっている場合の両方があります。どちらの場合も考え方はシンプルで、各車種の標準的な定員を基準に割り算をするだけです。計算式は「参加人数÷定員」で、割り切れない場合は切り上げて台数を出します。逆に台数が先に決まっている場合は「台数×各車種の定員」で、何人まで乗せられるかが一瞬で分かります。目安となる定員は次のとおりです。
- 大型バス:正座席45席+補助席8席で定員53人
- 中型バス:定員27〜28人程度(補助席なし。車両によって前後します)
- マイクロバス:正座席18〜21席+補助席5〜6席で合計23〜29人(車両によって前後します)
知っておくとおトクなのは、補助席を含めるかどうかで同じ台数でも乗れる人数が変わる点です。
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台数が1台増える「しきい値」を具体例で見る
台数が1台増える境目を具体例で見てみましょう。大型バスは53人までなら1台で足りますが、54人になった瞬間に2台目の手配が必要です。中型バスは定員27〜28人程度が目安ですが、車両によって定員が前後するため、マイクロバスと同様に「この人数で必ず2台目」と言い切れない境目があります。人数が目安に近い場合は、早めに台数の相談をしておくと安心です。マイクロバスも正座席と補助席の組み合わせで定員が23〜29人と幅があるため、車両によって境目が前後する点に注意が必要です。大型バス2台を組み合わせると、補助席を含め最大約106席(90人以上)まで対応できます。人数が境目に近い場合は、1台に無理に詰め込むより台数を見直したほうが車内の快適さを保てます。まずは参加人数を上記の目安に当てはめて考えてみてください。
台数だけでなく運転士の人数も手配のカギになる理由
台数さえ確保できれば必ず希望の行程で走れるわけではありません。安全確保のため、長距離・長時間の行程では交代の運転士が同乗することがあります。バスの台数は人数から逆算できますが、交代の運転士が同乗する体制が必要な行程では、台数の計算とは別に運転士の人数を合わせて考える必要があります。台数が人数に対して十分でも、行程の距離や時間によっては運転士の確保が手配のポイントになる場合があるため、台数を逆算したら行程の内容も一緒に伝えておくと安心です。
補助席を使うかどうかで当日の動きが変わる
補助席込みの人数は定員には入りますが、現場では正座席とは少し違う動きになります。補助席は通路側に設置されるため、乗り降りに時間がかかりやすく、休憩での立ち寄り先のトイレが混雑しやすい傾向もあります。荷物量が多い行程や長距離移動では、通路を広く使える正座席中心で計画したほうが車内が快適に保てます。台数を逆算する段階で、補助席を前提にするかどうかも一緒に決めておくと、当日の案内がスムーズになります。
季節によって台数の確保しやすさが変わる
計算した台数は、いつ頃から確保すればよいのでしょうか。紅葉が見ごろを迎える季節は貸切バスの繁忙期にあたり、早めの時期から予約が埋まりやすく、平日でも空車が取れない場合があります。人数から台数を逆算したら、時期に応じて早めに動くことが台数確保のコツです。台数計画は「人数の計算」と「確保できる時期」の両方で考える必要があります。
自分で台数を逆算してみる手順とお見積りへの進め方
自分で台数を逆算するときは、まず参加人数を各車種の定員で割り、割り切れない場合は切り上げて台数を出します。複数台になりそうな場合は、1台あたりの人数構成も含めて相談すると、当日の号車案内までスムーズに決まります。たとえば学年行事やツアーのように人数が多い場合、単純に参加人数を台数で均等に割るだけでなく、班やグループのまとまりを崩さないように号車を分ける考え方もあります。同じ班の人が別の号車に分かれてしまうと当日の点呼や集合がしにくくなるため、台数を決める段階でグループ構成も一緒に伝えておくと、当日の案内がぐっとスムーズになります。計算した台数・人数・行程が分かったら、そのままお見積りへ進めるのがおすすめです。人数と行程でお見積りができますので、気になる方はお気軽にお問い合わせください。
