見積書に「乗務員2名」と書かれていたら、まず何を見ればいいか
貸切バスの見積書に「乗務員2名」「交替乗務員あり」といった記載を見つけたら、まず走行距離と拘束時間の欄を確認してください。長距離・長時間の行程を安全に走りきるために組まれる体制で、行程の組み方によって必要になるかどうかが決まります。料金は乗車人数と行程内容に応じてあらためてお見積りいたしますので、まずは気になる行程をそのままお問い合わせいただくのが近道です。
走行距離や拘束時間とどう関係するのか
2名体制になるかどうかは、走行距離や運転時間、出発から到着までの拘束時間を総合的に見て判断します。一般的な日帰り行程であれば1名体制で対応できることがほとんどですが、走行距離が伸びたり、出発から帰着までの拘束時間が長くなったりする行程では、安全に配慮して交代乗務員を配置する体制が検討されます。とくに夜間の移動を含む行程や、日をまたぐような長距離ツアーでは、この検討が必要になる場面が増えてきます。体制や行程内容によって内容が変わるため、人数と行程でお見積りします。どちらの体制になりそうか気になる場合は、お見積りのご相談時にお伝えいただくとスムーズです。
発注前に確認しておきたいチェックリスト
見積もり依頼の際に、以下のポイントを早めに伝えていただくとスムーズです。
- 出発・到着の希望時刻と、走行する区間をできるだけ具体的に伝える
- 目的地までのルート案(高速道路を使うか、下道を含むかなど)が決まっていれば合わせて伝える
- 休憩や立ち寄りポイントを含めた行程で相談し、休憩を取りたい時間帯やエリアの希望があれば伝える
- 複数の目的地を回る行程か、日をまたぐ行程かどうかを早い段階で伝える
- 2名体制になりそうな行程かどうかを、早い段階で問い合わせる
特に走行距離や拘束時間が長くなりそうな行程では、この段階で確認しておくと後の調整がしやすくなります。また、立ち寄り地や移動区間を整理し、行程全体を無理のない範囲にまとめておくことも、体制を検討するうえで参考になります。行き先の順番やルートに迷ったら、お見積りのご相談時に合わせてご相談ください。
交代乗務員がいるとき、運転していない側は何をしているか
2名体制の行程では、安全に配慮しながら、一定の区間ごとに運転を交代して進行します。交代のタイミングは、サービスエリアなど休憩を取りやすい地点に合わせて設定するのが基本で、休憩と交代を同時に行うことで、走行を止める回数を増やさずに済むように組み立てます。交代した側の乗務員は、車内の座席で休憩や仮眠を取りながら移動するのが基本ですが、行程の途中に車庫が近いタイミングがあれば、一旦車庫へ戻って休憩を取ることもあります。東京・大阪・関空の各拠点発着の行程では、こうした休憩のタイミングも組み込みやすくなっています。お客様の乗車体験そのものに大きな影響が出ることは少なく、車内は普段どおりお過ごしいただけます。
2名体制になりやすい夜行・長距離ツアーの行程イメージ
2名体制が想定されるような行程では、夜のうちに移動を進め、朝に到着地でゆったりと観光を楽しむという組み立てが可能です。たとえば秋のある週末、夜間に出発して移動し、夜が明けたころに到着地周辺の景勝地や温泉地を訪ねる、といった行程案もご提案できます。休憩のタイミングに合わせてサービスエリア周辺の立ち寄りスポットを組み込むことで、移動時間も旅の一部として楽しんでいただけます。交代乗務員を配置するかどうかも含めて、料金は人数と行程によってあらためてお見積りいたします。気になる行程が固まりましたら、まずは人数と行程を添えてお見積りをご相談ください。
