羽田空港で貸切・団体バスが停まるのはどこ?路線バス乗り場とは別区分
羽田空港では、空港循環バスやリムジンバスなどの路線バスには乗り場番号が付いていますが、貸切・団体バスの乗降場所はこの番号体系とは別に用意されています。たとえば第1ターミナルの路線バス乗り場は1階到着ロビー前に3番から16番まであり、ターミナル間の無料連絡バスは8番、第2ターミナルの連絡バスは9番など、路線バスの乗り場にはそれぞれ番号が割り当てられていますが、団体貸切バスはこれらの番号とは異なる専用スペースに停車します。
第2ターミナルの貸切バス乗り場は、団体バスの台数が一定数(7台以上)になる場合は第1ターミナルの乗り場を利用するよう案内されています。利用人数やバスの台数が多くなりそうな場合は、どちらのターミナルに集合するかを早めに確認しておくと安心です。このほか、国際線が発着する第3ターミナルにも専用の貸切バス乗降場所が用意されています。
乗客を降ろした後、バスはその場に留まれない理由
貸切バス乗り場は「駐車場」ではなく、あくまで乗客の乗り降りのための場所です。そのため、乗客を降ろした後にそのまま休憩や食事、見学目的でバスを待機させたり、夜間に駐車したりすることはできません。安全のため、降車後は速やかに別の場所へ移動する必要があります。
空港構内では、タクシーやハイヤー、バスなど車種ごとに降車場が厳密に区分されています。バス用の降車場を別の用途で使うことは認められていないため、集合・解散のタイミングはグループの代表者と運転士の間であらかじめ共有しておくとスムーズです。
再乗車のときに迷わないためのコツ
再乗車の際、どのバスが自分たちのグループのものかひと目でわかるように、担当バスはフロントガラスに団体名を表示しているケースが一般的です。集合場所やトイレ休憩の場所をあらかじめ仲間同士で確認しておくと、再集合がスムーズになります。
大人数で行動するときは、はぐれてしまったときの目印(目立つ色の旗や帽子など)を決めておくと安心です。集合時刻には余裕を持って到着できるよう、休憩や見学の時間配分を考えておくとよいでしょう。
訪日団体が第3ターミナルで迷わないための事前準備
第3ターミナルの貸切バス配車場所は第1・第2ターミナルとは別の専用スペースにあるため、国内線側の乗り場と間違えると移動に時間がかかります。出発前に代表者の方が場所を確認しておくと安心です。再乗車のときも、フロントガラスに表示された団体名を目印にしてもらうよう参加者に伝えておくと迷いにくくなります。
海外からの団体旅行では、集合場所や再乗車の時刻を紙に書いて渡すだけでも迷子を減らせます。一例として、「この紙を見せてください。スタッフがバスまでご案内します(Please show this paper and our staff will guide you to the bus.)」「集合時刻 10:30(Meeting time: 10:30)」「バス乗り場はこちら(Bus pick-up point this way)」のような案内文を、英語に加えて参加者の母語(中国語・韓国語など)でも目安として用意しておくと、再乗車のときに声をかけられてもスムーズに対応しやすくなります。
羽田エアポートガーデンのバスターミナルと空港ターミナルの乗降場所を混同しない
羽田エアポートガーデン1階には、リムジンバスや高速バス用に10のバースを備えたバスターミナルがあり、東北・中部・近畿方面など中長距離の路線バスが発着しています。
この施設は旅客ターミナルの貸切バス乗降場所とは別の施設です。集合場所を伝える際は「エアポートガーデン」なのか「空港ターミナルの貸切バス乗り場」なのかを明確にしておくと、待ち合わせの取り違えを防げます。
当日の乗降をスムーズにする、代表者の方向けの確認フロー
羽田空港のような大型ターミナルで当日に迷う場面は、『どのターミナルに、どのタイミングで向かうか』の判断が遅れることから起こりやすくなります。ご家族やグループの代表者の方は、次の順番で確認しておくと迷いにくくなります。
まず、利用人数とバスの台数を確認し、7台以上になりそうであれば第2ターミナル利用グループも第1ターミナル集合に切り替わる可能性を踏まえて、集合場所を再確認します。次に、国内線か国際線かでターミナルを特定し、第3ターミナルを利用する場合は配車場所が独立している点を見落とさないようにします。最後に、降車時にバスのフロントガラスに表示された団体名をスマートフォンで撮影しておくと、再乗車の際に離れた場所からでも自分たちのバスを見つけやすくなります。
広いターミナルの中、フロントガラスに書かれた団体名を見つけた瞬間、ようやく肩の力が抜ける――そんな安心できる再会を、出発前のひと手間で用意しておきたいものです。
