ワタクシ兵庫県の三木市から出発のお客様に同行させて頂きました
リフト補助員のTBと申します。

ご一緒させて頂きましたツアーの旅行記でございます。

旅のスケジュールはこんな感じです。

【今回の旅のスケジュール】

  1. 三木市役所職員駐車場に集合/出発(リフト付きバスの乗り降りは駐車場がオススメ)
  2. 淡路サービスエリアで休憩(大観覧車と明石海峡大橋の眺望)
  3. 洲本市にあるナチュラルカフェカプチーノでランチコース
  4. コアラがいる淡路ファームパークイングランドの丘で自由行動
  5. 三木市役所職員駐車場に到着/解散(リフト付きバスの乗り降りは駐車場がおススメ)

三木市役所職員駐車場 リフト付きバスの乗り降りは駐車場が良い!

学校や施設に通われている知的障がい者(児)ならびに
肢体不自由児者(児)の保護者の集まりの
ご旅行ということで大型バス2台で淡路島へ向かいます。
1台はリフト付きの車両にてもう1台はリフトなしの車両です。

今回ワタクシは補助員ということでリフト付きバスに乗ってまいります。

兵庫県の三木市ということでマイカーに乗って配車地に向かいます。
ナビを頼りに配車地へ向かいますがどうやら

こちらを8:00に集合!8:30出
私は、早目のの7:30に到着すると、既に数名が待っていました・・・。
楽しみで朝早くに目が覚めてしまいましたとの事。
まぁ私も同じなんですけどね。

そうしている間に時間は8:00になり、ぞろぞろと集合してきた。
そうこうしていると、大型リフト付きバスが到着。
大型バスの中央部分が開くではありませんか!

ここから車椅子ごと乗せて、車椅子を固定して、座席にする
とてもハイテクだと思いました。
運転手さんに聞くと、車椅子をきつく固定しているが、普通以上に気を遣って運転しているという。

リフト作業の補助員さんもいらっしゃって上げて頂きます。
車椅子は1台だけだったので、およそ10分で乗車完了!
他の人たちもバスに乗車したので、いざ!京都へむけて出発です!

車椅子を乗せて宇治平等院到着/観覧 (有名な平等院鳳凰堂や鳳翔館ミュージアムで貴重な資料の展示の見学)

ふだん使っている10円玉、じっくりと見たことがありますか?
表面の背景に描かれている建物、あの見慣れた建物が平等院鳳凰堂です。
硬貨だけではなく、紙幣や切手などのデザインに、平等院のものは多く採用されています。
日本を代表する文化財と評価されていることがこのことからもわかります。

平等院が創建されたのは今から960年も前の1052年のことです。
平等院が創建されたころ、日本には末法思想が広まっていました。
この思想によると、釈尊が入滅してから2000年後、仏法が廃れ、世の中が荒れると言われており、
ちょうどこの1052年がその年(末法初年)に当たるとされていました。

折しもこの時期、国内には天災や飢饉、疫病などの災難が続き、当時の人々は世の終わりが来ていると考え、
来世で救われたいという考え方が広まります。そのため、当時の貴族たちは来世の理想世界である極楽浄土をこの世に出現させようと、
寺院を盛んに造ります。

平等院はその中でも、当時の関白だった藤原頼通が作った寺院です。頼通は摂関政治で有名な藤原道長の子どもに当たり、
平等院は「宇治殿」と呼ばれる道長の別荘地だったところでした。
頼通はそこに平等院という寺を造り、さらに翌年、浄土の世界をあらわす阿弥陀堂を作ったのです。

当時の権力者である頼通が、その財力を尽くして作った極楽浄土の世界。
そのため平等院は平安時代の浄土思想を現在に伝える貴重なものと評価されており、
1994年にユネスコ世界遺産「古都京都の文化財」の構成要素の一つにも指定されています。

平等院鳳凰堂は2012年から2014年の2年かけて平成の大改修が行われ、
2016年からふたたび拝観ができるようになりました。現在は創建当初の鮮やかな色彩を取り戻しています。

車椅子での拝観は可能ですが庭園は砂利道のため途中で
専用の車椅子(レンタル)に乗り換えが必要です。

平等院と言ったら鳳凰堂は見逃せませんね!

平等院鳳凰堂
とは、1053年に平等院創建の翌年に造られた阿弥陀堂のことで、
もともとは阿弥陀堂、御堂と呼ばれていました。
「鳳凰堂」と呼ばれるようになったのは江戸時代ごろからのようです。

鳳凰堂はいわゆる藤原氏の栄華を今に伝えるほぼ唯一の遺構だと言われています。
建物は池の中島に建てられているため、その姿が水面に浮かぶように見えます。
まるで極楽浄土の宮殿が池に浮かんでいるように見える造りとなっているのです。
さらに晴天の時には池には鳳凰堂の姿が映り込み、幻想的な景色が現出します。

鳳凰堂で見逃せないものとしては、まずは堂内中央にある阿弥陀如来坐像です。
浄土思想ではこの阿弥陀如来が往生する人を迎えに来てくれることになっているとか。
平安時代後期の有名な仏師である定朝の作で、現存している仏像の中で定朝が作ったものと
確証があるのはこれだけだと言われます。

そのほか、堂の内部には九品来迎図や極楽浄土図と呼ばれる美しい絵画が螺鈿や極彩色の絵の具で描かれ、
透かし彫りの天蓋もあります。柱などにはたくさんの天人や楽器を演奏する童子などが、
あたかも往生する人を先導してくれるかのように描かれています。
平安時代の人々は自分が往生するときに、極楽からこのような感じでお迎えが来ると信じていたのでしょうね。
ちなみに平等院ミュージアム鳳翔館には、創建当時の姿をコンピュータグラフィックで再現したものがあるので、
平安貴族が感じた極楽浄土の風景を体験することができます。

さらに見落としてはならないのが、鳳凰堂の屋根の上の鳳凰です。
現在屋根の上にあるのはレプリカですが、本物は現在平等院ミュージアム鳳翔館にあります。
この鳳凰、現在の一万円札の裏面に意匠が使われています。この鳳凰像によって「鳳凰堂」と呼ばれるようになったとも、
また鳳凰堂の形が鳥が羽を広げたように見えるからとも言われます。

鳳凰堂、阿弥陀如来坐像、鳳凰、天蓋や壁画などは国宝に指定されています。

道の駅アグリパーク竜王で近江牛バーベキューの昼食を楽しむ!

宇治の平等院鳳凰堂を出て約40分。
バスは竜王に到着です。

2年前に道の駅の冠がついたアグリパーク竜王。
いちご、さくらんぼ、もも、ぶどう、梨、柿・・など、季節ごとに果樹狩りが楽しんで頂ける施設です。
季節のフルーツを使ったクッキング体験「パフェ作り」も好評です。
直売所では新鮮な地元野菜の販売、バーベキューテラスもあり、手ぶらで近江牛を堪能して頂けます。
動物広場には、羊、やぎ、うさぎなどの小動物がおり、小さなお子様がおられるご家族に楽しんで頂ける施設です。

今回はここのバーベキューテラスで
「近江牛のバーベキュー」を食べます。

道の駅アグリパーク内にあるバーベキューテラスは
手ぶらで近江牛バーベキューが楽しめます!
本場「近江牛」と「竜王特産あわび茸」など地元で採れたお野菜の他、炭やコンロも準備済みなんです!

近江牛バーベキューのメニューです。

1人前/3,000円 または 4000円(肉増量)(税込です)
お子様用のメニュー/1500円(近江牛&ポテト)

セットの内容はこんな感じですー

やわらかい近江牛(地元牧場産)※予約多数で不足の場合は国産黒毛和牛で対応です
竜王町特産の野菜(竜王町産あわび茸他採れたて新鮮野菜)※あわび茸が欠品するときは代用のキノコになります。
竜王町特産のお漬物
竜王町特産の環境こだわり米「竜の舞」で炊き上げたご飯
炭、コンロ、タレ、皿一式

 

ラ・コリーナ近江八幡(女性に人気のたねやグループの総合施設でおしゃれな中庭の散策を)

一昨年にオープンした人気施設の「ラ・コリーナ近江八幡」。
1872年の創業以来、140年以上にわたって菓子屋としての歴史を歩む「たねやグループ」さん、
常に革新的なアイディアで、次々と美味しい和洋菓子を世に送り出しているお菓子メーカーです。

あの有名な「CLUB HARIE(クラブハリエ)」のバームクーヘンをご存知の方も多いのではないでしょうか?
140年余の歴史を歩んできた老舗和菓子舗「たねや」。代表銘菓「ふくみ天平(てんびん)」をはじめとする定番商品、
四季折々の季節菓子、ここでしか販売されていない限定のお菓子など。たねやの全商品を取り揃えるほか、
季節の食材を使ったお菓子も新登場。「たねや」のこだわりが詰まった魅力的な商品を展開しています。

歴史を歩んできた老舗和菓子舗「たねや」。代表銘菓「ふくみ天平(てんびん)」をはじめとする定番商品、
四季折々の季節菓子、ここでしか販売されていない限定のお菓子など。たねやの全商品を取り揃えるほか、
季節の食材を使ったお菓子も新登場しています。
「たねや」のこだわりが詰まった魅力的な商品がを展開しています。

みんなで写真を撮ったり中庭を散歩したり二階にあるカフェでお茶をしたり思い思いに時間を使いました。
買い物もたくさん・・・しましたね♫

 

いよいよ帰途につきます~西梅田バス駐車場に到着

バスは近江八幡を出発、名神高速に乗り一路大阪に向かいます。

バスは移動手段だけではなく、カラオケもできる!

宇治と近江八幡で大満足した私たち。帰りも余韻に浸りながらもカラオケ大会が始まりました。
バスでカラオケをしたことがなかったですが、カラオケルームの少し大きい場所プラス
移動して目的地まで着く。
非常に合理的な乗り物だなと実感しました。

移動手段で言えば、電車・飛行機こちらはもちろんカラオケはできません。
他バスでできるものと言えばDVDの鑑賞

こちらも電車はできません。飛行機は長距離線はできるかもしれませんが、近距離飛行機はついてません。
あと、若干驚いたのは、ビンゴゲーム

こちらは、電車、飛行機では絶対できないでしょう。
バス車内、バスの移動時間を最大限有効活用し、一日楽しみ、私たちは無事大阪梅田まで到着し、
家に帰るまでが旅行だからねと声かけあって解散しました。