先日、大阪駅出発の小豆島日帰りバスツアーに参加して参りました。
初めての1名参加です。

出発時間はフェリーに乗るので7時に大阪のバス駐車場でした。
西宮の山間部に住む私にとっては少し早い!
航路の時間もあるためか時間厳守での出発となります。

大阪を出発して添乗員さんも時間厳守を何度も繰り返し案内です。
バスは梅田ランプから阪神高速に上がり中国池田ICで中国道に乗り換えで進みます。

個人で行くなら第二神明~バイパスのルートを通るのですが
ここにも渋滞を考えた時間との勝負が感じられます。

バスは三木サービスエリアでトイレ休憩です。
ですが時間も10分と短くホントにトイレのみの休憩でした(涙)
その後山陽道~バイパスに経由し無事に9時15分姫路港に到着です。
バスの運転手さん・添乗員さんもほっとした感じです。

姫路港から四国フェリーに乗船、バスも一緒に乗り込みします。

姫路港では、もう小豆島行きのフェリーが到着しており
バスを降りる事なくそのままフェリーに搭乗となりました。

無事にフェリーに搭乗し今回はバスツアーとはいいながら
姫路から小豆島への瀬戸内のクルーズ?も楽しみの一つです。
瀬戸内海は波もなく快適です。

フェリーも思った以上に大きく中には売店もあり、
朝が早かったので早速うどんを注文することにしました。
まず街中で同じものが出てきたら「なにこれ???」となるうどんも
旅先でならとってもおいしいです。

そうこうしているうちにフェリーは家島付近に差し掛かかり小豆島に近づいてきます。
大阪城築城に石を取ったとなごりなのでしょうか?
島のあちこちが岩肌むき出しです。
またフェリー乗船時間は約1時間30分なのですが船に乗って
移動というだけで遠くまで旅行に来た気がします。

瀬戸内の風景を楽しんでいる間にフェリーは小豆島福田港に無事到着となりました。

さていよいよ小豆島に到着です。
今回は日帰りですが内容盛りだくさんのツアーです。
バスはフェリーを下船するとまずは小豆島の南側にある小豆島オリーブ公園を目指します。
瀬戸内海は日本の地中海、小豆島の特産品もオリーブとの事です。

今回訪れるオリーブ公園には白い風車や地中海風?の建物の有り、
海の青とオリーブの緑と建物の白がとてもきれいです。

また実写版の「魔女の宅急便」のロケ地が小豆島でもあり、
ロケで使ったセットを移築した雑貨店があり、
なんと「魔法のほうき」の無料貸し出しもしてました。

ほうきにまたがりジャンプして写真を撮ったら魔女の出来上がりです(笑)
わたしはお店で料理に使うオリーブオイルをゲットです。

オリーブ公園を堪能した後は昼食となりました。
今回は小豆島の鹿島荘さんでの昼食です。

料理内容は瀬戸内の海の幸が盛りだくさん、
特に小豆島周辺で取れる鯛のお造りとさわら料理は絶品です。

瀬戸内の鯛を食べてしまうと他の地域の鯛は食べれなくなりますよ♪
料理は大変おいしいのですが、内容盛りだくさんのこのツアー、
一杯飲みながらのんびり食事とはいかずそこだけが残念でした。

食事がおわったら、時間もころあいです。
ちょうど干潮時間が近づき「天使の散歩道 エンジェルロード」の散策です。
海が干潮の時にだけ島に通じる道が出来る恋人たちの人気スポットです。

バスは少しだけ離れた所に止まりますが歩いてすぐでした。
「大切な人と手をつないで渡ると、願いが叶う」というロマンチックな場所です。
今回は残念ながら大切な人?とは来ておりませんので見てるだけになりました。
それどころか、島に渡って道が無くなったらどうするの?なんて考えてました(涙)

十分散策を楽しんだところで次の目的地「二十四の瞳平和の群像」に向かいます。
途中で添乗員さんより、「世界一狭い海峡を通ります」と案内がありました。
なんとバスで通過時間が約5秒です。
一番狭いところで約10mの海峡です。
ギネス認定の世界一狭い海峡との事です。
狭すぎて案内が無ければ川と間違う大きさです(川の方がよっぽど大きいけど)。

そして一瞬の海峡を通過後、「二十四の瞳平和の群像」に到着です。
場所は土庄港にあり、
小豆島で有名な「二十四の瞳の映画村」に有るわけではないのですね!
でも映画の二十四の瞳に因んだ銅像です。

今回のツアーには時間の関係から二十四の瞳の映画村には行けないから
せめてもの記念写真スポットでしょうか?
次に小豆島に行くときは「二十四の瞳の映画村」に行ってみたいものです。

さて今回のツアーで最後の観光地、寒霞渓にバスは向かいます。
秋の紅葉が物凄くきれいな場所なのですが今回はまだ紅葉していない時期なので
少し残念です。

寒霞渓への山道にバスは差し掛かりすぐにある「紅雲亭」駅からロープウエイで寒霞渓山頂に向かいます。
40人乗りなのでバス1台の参加者全員が一度に乗車できるようです。
紅雲亭駅を出発して眼下に広がるのは切り立った岩肌と奇岩と木々が生み出す絶景です。
遠くには瀬戸内海、四国屋島が見えます。
所要時間が5分間の空中散歩を楽しみました。

山頂駅に到着後は、バスが到着まで山頂の売店でお買い物と散策です。
だいたい20分くらいありました。
山頂には展望台があり、ロープウェイで見た景色を今度はじっくりと楽しめます。

また展望台にはおなじみのかわら投げもあり1組200円でした。
願いを込めて私も投げておきました。
この後はバスで下山してフェリーに乗る為お土産のお買い物と
最後にトイレに行きびっくりです。
ここのトイレはなんと総工費1億円、自動ドアにエアコン、BGM完備です。
女性用にはパウダールームもあるそうです。
行かれた際にはぜひお土産話にぜひ御覧ください!!

さてお土産も買い込んでバスにのり小豆島に上陸した福田港に向かいます。
下山のルートはフェリー時間の事のあり通常は通らないルートをバスは通っていました。(運転手さん談)

寒霞渓から福田港へ一番近いルートで景色も良いのですが対向車が来たらどうする?
という様な道です。

確かに景色が木々の間からは遠くに播磨灘が見え船から見えた家島も見えます。
そしてぐねぐねと下の町まで降りたと思ったらすぐに帰りのフェリーの乗船場の福田港が見えました。
下りながら添乗員さんが必至でフェリー会社に電話をしておりましたがそれもそのはずでした。
福田港の船の出向時間が17時15分です。

バスが福田港に到着したのが17時10分、受付を添乗員さんがすましてフェリーにバスはダイレクト乗船、
そして入口が閉まりました(焦)
フェリー会社さんもこのバスの到着を待ってくれていたようです。
乗り遅れると次は約2時間後です。
本当に添乗員さん、運転手さん、フェリー会社さんありがとうございました。

無事に帰りのフェリーにも乗船でき、
一日中観光で疲れた体に1時間30分の休憩です。
ビールとおつまみを片手にデッキに出ると外は薄暗くなりかけ、
左舷側に播磨工業地帯の工場の電気と夕闇のコントラストが非常にきれいです。
そしてフェリーはだんだん町の明かりに近づいていきます。
また景色を眺めながらビールを飲んで19時頃無事にフェリーは姫路港に到着しました。
乗船の際、いちばん最後だったので、
下船も一番最後です。
船の客室からフェリーが接岸してからゆっくりとバスに戻ります。

姫路港下船後は、
もう時間を気にする必要も無く、バイパス道~第二神明ルートを通っています。
神戸に入り、京橋PAでトイレ休憩をすませ21時に無事に大阪駅に到着しました。

今回のツアーは、非常に内容の濃い旅行となりました。
次は今回行かなかった「二十四の瞳の映画村」や「マルキン醤油」、
「おさるの国」等に足を運んで小豆島を制覇したい!
そう感じた1日でした。