貸切バスの新運賃の法改正が始まって早数年が経過まだまだわからないの謎お伝えします。
貸切バスの料金はどれくらい?運賃の相場を紹介
貸切バスの料金は季節により変動する傾向があります。
繁忙期は5月下旬から6月下旬、7月中旬から11月下旬。
閑散期はゴールデンウィーク、7月上旬、12月下旬から1月上旬になり、貸切バスの料金が繁忙期は高く閑散期は安い傾向があります。
繁忙期は旅行、学生合宿など団体で移動することが多い時期になり、
閑散期は海外旅行、実家へ帰省してる方などが多いためです。
また、貸切バスの料金は利用時間、利用距離により変動します。
例えば利用時間9:00~17:00(8時間)、利用距離100㎞の場合、ご利用地域を①関東②近畿での最低料金をご案内します。【表1】
※季節により貸切バスの料金は変動しますが、早めに貸切バスの予約をすることが安く利用できるコツになります。
貸切バス会社により事前予約受付時期は異なりますが、
繁忙期など特にご利用日近くに貸切バスを手配しようとしても
既に予約でいっぱいでいろんな貸切バス会社を探してもバス代金が高くてもご利用日の変更が難しく仕方なく高くても手配するしかなく、
団体旅行など事前に予算を決めてからの手配では予算内より高くなり、
追加費用が必要になってしまうことになります。
ご利用日が確定した時点で早めに予約をすることが肝心です。
まずはバス会社や旅行社に相談をして見積りをとり予約に向け進めていくことです。
見積りをするには「ご利用日」、「ご利用時間」、「配車地」、「目的地」、「最終降車地」、「ご利用されるバスのタイプ」が必要になります完全に確定しなくても内容を変更しながら進めていく方法もありますので、早めに進めることが肝心です。
表1 | 大型バス(53人乗り) | 中型バス(27人乗り) | マイクロバス |
関東 | ¥70,000 | ¥60,000 | ¥52,000 |
近畿 | ¥77,000 | ¥66,000 | ¥58,000 |
※回送料金が別途必要です。
※車両タイプはトイレなし、リフトなし。
詳しくは料金簡易計算シミュレーターをご確認ください。
貸切バスの新運賃とは?
国土交通省が決めた貸切バス新運賃料金制度は平成26年4月よりスタート。貸切バス運営会社はお客様に安全な輸送をする為の費用が貸切バスの料金に含まれております。ほかに時間と距離を含めたものが新料金制度になります。「安全面」、「時間」、「距離」については後ほどご案内させて頂きます。
貸切バスの料金に含まれるものと含まれないもの
ご利用内容により貸切バスの料金に含まれるものと含まないものがあります。例えば、貸切バスの料金は基本バス料金となり、オプションなどは追加料金になります。基本バス料金に含まれるのは「バス貸切利用料」”サロンタイプやリフト付きバスもバス貸切料金に含む”「運転手付き」、「燃料代」、「自動車保険代」となります。一方含まれないのは「バスガイド代」、「有料道路通行料」、「駐車場代」、「運転手宿泊代」、「旅行傷害保険代」などがございます。
貸切バスの料金計算方法
貸切バスの料金計算は安全面費用+時間+距離を加算した合計が貸切バス代金になります。
貸切バスの料金=安全面費用(出庫前帰庫後の車両点検時間+出庫前帰庫後の点呼時間⇒2時間※変動なし)+時間(回送時間+実車時間)+距離(回送距離+実車距離)。
【補足】回送時間と回送距離はバス会社車庫から配車地(お客様最初の乗車地)までの移動時間と距離。
実車時間と実車距離は配車地から目的地から最終降車地までの合計時間と距離になります。
※例外として実車時間が3時間未満の場合は実車時間は3時間で計算します。
貸切バスの料金が高くなる場合とは?
基本バス料金に加え、割増料金が発生する場合があります。ワンマン運行で走行できる距離(原則日中の運行は実車キロ400キロ)、拘束時間(出庫から帰庫まで16時間)に制限があり、超えるとツーマン運行となり交代運転手費用が発生します。貸切バスご利用時間が22時間~翌朝5時になる場合は深夜料金、早朝料金が発生します。また、リフト付きバスなどの特殊車両となり、貸切バスの料金が高くなる傾向があります。特殊車両に該当しませんが、トイレ付きバスやサロンタイプのバスも貸切バスの料金が高くなる傾向があります。
貸切バス新運賃まとめ
従来から、運賃の届け出はあったものの、料金競争があり、改めて、料金の厳格化より、平成26年4月1日より貸切バスの新運賃制度スタートしました。
イメージでは、高くなったと思われがちですが、そんなことはありません。
時間を短くしたり、目的地まで直行したり、使い方によっては、従来の料金よりもお安くご案内可能です。
また、大まかな料金を知りたいというかたは、貸切バスの料金簡易計算シミュレーターをご確認ください。