車椅子で淡路島に出かけよう!
車椅子生活が続く義父は、もともと旅行が好きだった人でした。しかし、バリアフリー化が進んでいるとはいえ、
まだまだ希望通りの場所に宿をとれるわけではありません。以前から島にいって美味しい魚が食べたいと言っていたので、今回は淡路島で探してみることにしました。
すると淡路島のの中では主体となるホテルグループのホテルニューアワジのプラザ淡路島にバリアフリーの宿があることを発見し、早速予約しました。
南あわじにあり、周辺には観光スポットが多数ありました。我が家の子供達も一緒なので子供にもあわせイングランドの丘に行ってみました。
ここは広大な敷地の中で花を眺めたり、動物と触れ合える場所。可愛いコアラたちにも出会えました。
バリアフリー対策もされており多目的トイレも多々設置されていました。レストランも段差無しでしたし、園内巡回の可愛いユメハニー号にも車椅子のまま乗る事ができ、素敵な思い出をたくさん作ってあげることができました。
ホテルは大型リゾートホテル
たっぷり遊びホテルへ向かいました。ホテルは大型リゾートホテルといった雰囲気でした。
館内にはいると足元まである大きな窓から大鳴門橋を眺める事ができ、まさに絶景が広がっていました。
芝にソファーが並べてある開放感たっぷりのテラスは車椅子で出ることができ気持ちの良い散歩コースにもなりました。心地よい陽がさしこむサンルームもとても気持ちの良いものでした。
案内された部屋は広い和洋室のバリアフリールーム。玄関やトイレの間口も余裕があり、義父一人でも自由に動くことができました。この宿に決めた理由の一つにバスルームがありました。
一番の魅力は、なんといってもスライドインシステムが導入されていること。これがあれば、主人一人でも簡単に入浴させてあげることができることで選び、実際に使用してもらったところ、家にもあれば楽なのにとつぶやいていました。
湯上り後の肌はスベスベに。海のミネラルたっぷりの女性に嬉しい湯でした
主人に入浴をお願いしている間に、私は子供達を連れて大浴場へいきました。内湯からも大鳴門峡を一望できましたし、露天風呂に出ると、壮大なスケールで海が広がっており、久しぶりの絶景に感動しました。
温泉の泉質も良く、アルカリ性の湯なので湯上り後の肌はスベスベに。海のミネラルたっぷりの女性に嬉しい湯でした。夕食は淡路島ならではの鮮度抜群の魚介たっぷりの会席。
夕食は淡路島ならではの鮮度抜群の魚介たっぷりの会席でした。
会席といっても和とフレンチの融合。
洒落たオリジナル会席をいただくことができ大満足できました。
義父は食事は問題なく自分で食べられますし、咀嚼も問題ないので同じメニューにしました。
内容は魚介メインなので、義父にも食べやすく喜んでもらうことができました。
ダイニングは海の景色を眺めながら優雅な食事タイムを楽しめます。ここは島内でも大型ホテルなので館内にも楽しみがたくさんありました。
売店は車椅子でも通りやすいスペースが確保されていたので、その点も良かったです。
売店で少し買い物をした後、カラオケルームでみんなで楽しみました。
義父は孫たちと一緒に歌えたことが一番楽しかったようです。
関にはスロープがあり、部屋以外の公共の場所にもL階にバリアフリートイレが設置されていました。
玄関にはスロープがあり、部屋以外の公共の場所にもL階にバリアフリートイレが設置されていました。ここは淡路島の高台にあるため、眺望抜群の宿。夕刻の時間のオレンジに染まる鳴門大橋と海の景色は、これが絶景と言うものなんだと思わせてくれるものでした。また、違う季節に訪れてみようかと思っています。
翌朝は、うずしおクルーズに出かけました。クルーズ船は2種あり日本丸という白い帆が立派な船が車椅子対応になっていました。乗船時も段差なく安全に乗り込めましたし、船内通路も余裕の広さがあり移動が楽でした。
さすがにテラスには出れないので船内で景観を楽しみました。多くのお客さんがデッキへ移動したので、そのこともあり、移動が楽だったのかもしれません。淡路島でも車椅子の旅を快適にできることを知り、このような施設が他のエリアもっと増えると良いですね。