夜行バスや貸切バスを利用を考える際、コロナウイルスへの感染が気になる方も多いと思います。

世の中では三密(密閉・密集・密接)を控える事が求められていますがバスにおいては実際どのような対策が取られているのか?私たち自身で防御するためにはどうすれば良いのか?を考えていきます。

密閉対策

密閉とは窓がなかったり換気ができなかったりする場所の事です。車両によっては、窓は開閉できないタイプもあります。
そんなことからバスの場合、一番に考える事はこの「密閉」ではないでしょうか?

でもご安心下さい。実は国産のバス(三菱ふそう・Jバス)には「外気導入モード」があり車内の空気を約5分で入れ替える事が可能です。
また通常の観光バスなら各座席に窓もあり開ける事も可能です。

ただ高速道路など高速走行時は非常に危険ですので運転手に確認をとってください。

実際の空気の入れ替わりをご覧ください。

密集対策

密集とは人がたくさん集まったり近い距離で集まる事です。密集を避けるためには(2メートル以上、最低でも1メートル)を保つ必要があります。

ただ、バス車内ではなかなか距離を取ることは難しいです。
貸切バスを依頼する場合、密集を出来るだけ避けるならグループ別に1列席を空ける等の対策を取るようにしましょう。
実際の乗車人数は少なくなりますが、シートの幅は約80㎝ありますので少し距離を取ることが出来ます。
夜行バスの場合、車両のタイプを選ぶと密集のリスクは減らす事が出来ます。
タイプは 横3列シート 個室・プライベートカーテン・仕切り・3列シートが良いとでしょう。
しかし、料金が高い!場合はどうするのか?
通常の4列シート車両で1人で2席購入することをおススメします。割安で人との間隔を空けることが出来ます。

3列シート車両の車内

密接対策

互いに手が届く距離で会話や発声する事です。

貸切バスの場合、皆様に必ずマスクの着用をお願いする事です。
夜行バスも現在、マスクの着用の義務化をしたり、社内での会話の禁止を行っている所も多くあります。
また、バス停など待ち合わせ場所では、入場制限をもうけたりも行なっている所もあります。

車内の消毒

車内清掃の際、アルコール消毒をおこなったり、太陽光を客室内に入るようカーテンや窓の開閉を行っています。
また車両によっては、プラズマクラスターなどの除菌装置を備えつけている車両もあります

三菱ふそうのプラズマクラスター

うつさない・持ち込ませない対策

フェイスシールドや、体温計を用いての乗車前の体調チェックも必要になります。

一般的に37.5°C以上の場合が発熱とされるので、熱が有る場合は、万が一を考え外に出歩く事を控えましょう。夜行バスや旅行会社のツアーによっては乗車拒否をされる事も有ります。