地元の社会福祉協議会で働いております関係上でバスを貸し切り年間2~3回ほど
近場に出かけております。
前回は9月に皆さんと1泊でお出かけ致しました。
旅行先は、京都 東映太秦映画村と美山かやぶきの里です。
5月の終わりから計画を練り始めて40名を超えるご参加者が集まりました。

手帳に書きしるしたメモ書きを元に旅行記ほどではないですが書き連ねていきます。

車椅子を利用しておられる方が2名いらっしゃるのでリフトが付いた大型観光バス
行くことになりました。

地元の社会福祉協議会駐車場へ集合

  1. 参加者を乗せてリフト付観光バスで出発
  2. 東映太秦映画村へ到着
  3. 東映太秦映画村へ入場・見どころ紹介
  4. 東映太秦映画村を出発
  5. 京都洛西のホテル京都エミナース へ到着
  6. ホテルにてみんなで夕食

地元の社会福祉会の駐車場へ集合。リフト付観光バスで出発

地元というのは交通の便が悪く集合場所を設定の上でいつも困ってしまいますね。
皆さんの希望を聞いた所、3ヶ所でまとまりましたので観光バスの方にお願いしました。
私は駐車場が広く、車で来られる方たちに一番人気の、福祉協議会の駐車場から乗車です。
参加者の数を数える役ですので、集合時間の30分前に到着をしました。
私よりも早くバスが到着していたので、ビックリ。公園の駐車場、近所の公民館と3箇所をまわって
愛想の良い運転手さんと男性のリフトの補助の方と簡単に打ち合わせをして
全員で40名の参加者に乗車頂き地元を出発しました。

東映太秦映画村へ到着。
5万3000平方メートルもの敷地に広がる、日本映画のテーマパークへようこそ!

バスは高速道路に乗り約1時間で京都市内に入りました。
1日目の目的地の東映太秦映画村まではあと少しで到着です。
映画村といえば、
小学校の時に祖父が見ていた時代劇(水戸黄門)にはまってしまい、
家族で何度か行ったことがあります。当時は建物もインパクトがなく人気もそれほどなかったように覚えています。
今回はそれ以来の訪問です。

大阪ではユニバーサル・スタジオ・ジャパンに人が集まっていますがここは、
5万3000平方メートルの敷地に広がる、日本映画のテーマパークです。(東京ドーム1個分の広さ)
平成23年のリニューアルで、「からくり忍者屋敷」「立体迷路 忍者の砦」「レーザーミッション 脱出の城」など
新しい施設がオープンしました。
多くの施設はアスレチック的な要素を含んでいるので、車いす利用者や視覚しょうがいのある方の利用に制限が設けられています。
入り口でタイムスケジュールなどを確認しての入場です。

東映太秦映画村へ入場、みどころ紹介。

まずは入村口がある建物が目に入ります。

「パディオス」ここでは時代劇スターに変身できる「時代劇扮装の館」(有料!)やお土産が買えるスタジオマーケットとつながっています。
1階には大好きな水戸黄門の世界が楽しめる「水戸黄門漫遊の館」があります。
3階建てですが各階に車いす対応のトイレが有ります。
建物を抜けると明治時代の街並み。レトロなチンチン電車があり右手に立ち並ぶ食事処からはいい匂い!が漂ってきます。
ここのメインは時代劇のショーが楽しめる中村座。
江戸時代にあった幕府公認の3つの劇場江戸三座の一つで再現された芝居小屋の雰囲気が再現されています。
観客席は長椅子になっておりまして、劇場の左右に車いすに乗ったままで見られる桟敷の席があります。
ロケーションスタジオではガラス越しにショーが見られます。
「シネマスタジオライブ」では役者さんが時代劇のワンシーンを演じ、撮影の仕掛けの解説付きです。
見たことのあるワンシーンの再現に私も思わず興奮してしまいました。
時代劇の扮装で記念撮影が出来る扮装写真館。
ここは新選組や忍者など好きなモノを選んで写真を撮ってもらうことが出来ます。
車椅子の人の衣装はあんみつ姫、お殿様と限定されますが、乗ったまま写真を撮ってもらえます。
この時は男性の参加者が多かったため、たくさんのお殿様の写真撮影が出来ました。
映画村といえばまず思い浮かべるのはこのオープンセットの景色。
屋外に作られた撮影用のセットで江戸の町がリアルに再現されています。
興奮するのは有名な「銭形平次の家」!や暴れん坊将軍の「め組の家」がセットの中にありみんなのテンションが上りました。
もちろんセットの中に入って調度品などに触れることも出来ますよ。
ちょっとしたタイムスリップ気分でチャンバラごっこを楽しんでしまいました。
ほとんどのセットの入り口には約5センチの段差がありますのでご注意の上お楽しみ下さい。

中央広場には無料の休憩場(これが実に広い!)があり、220席の椅子やテーブルで自由にくつろげます。
家族で来るときにはここでお弁当もいいかなと思いました。雨にも濡れないですしね。
また中央広場の隅に、トイレと隣接したユニバーサルルームがあります。
入口はバリアフリーになってまして、室内にはベッドが2つ・ユニバーサルベッドとエアコンを完備。
気分が悪くなった人は、こちらで休憩を取れます。村内にはほかにもインフォメーション横と撮影所口に救護室があります。

 

リフト付観光バスで東映太秦映画村を出発。

車椅子の方もみんなも思い思いに見学、食事をとってたくさんのおみやげを買って
駐車場のバスに集合しました。
今回の宿泊場所の京都エミナースに向かいます。露天風呂楽しみ。

京都洛西のホテル京都エミナース へ到着

西京区の境谷大橋バス停から徒歩1分の小川沿いに位置する、昔ながらの上品なホテルです。
天然温泉「竹の郷温泉」が湧く洛西に位置し観光名所にアクセスが便利です。
京都市内で天然温泉があるホテルは珍しいですね。
このホテルには車椅子用の駐車場が正面玄関にあります。
車椅子用対応トイレも1階と2階の2箇所にあります。
露天風呂、ジャグジー、水風呂、打たせ湯、寝湯など複数の風呂の他、サウナやマッサージルームを備える温泉施設を併設します(単純温泉、炭酸水素塩泉)。
和洋折中の会席料理や朝食バイキングは、和モダンなレストランで。その他、カフェラウンジ、宴会場、ボウリング場(有料)も完備しています。

 

ホテルでみんなで夕食

夕食はレストランの一角で月会席を皆で食べました。
京都の旬の食材を使った会席料理は目にも舌にも鮮やかでした。
レストランは興奮して大声で話す皆さんの声でいっぱいになりました。
テーブル席を用意してくれるなど車椅子の方への配慮も行き届いており
スマートフォンで撮った写真を見せ合ったりお子様から借りたカメラを見せ合ったり、
終始にぎやかに和やかに夕食は進みました。

1日目を終えて

時間も9時前になりあたりも真っ暗になりました。
3ヶ所の乗車、リフト乗車もうまくいって、誰一人怪我もなく皆さん元気に夕食を食べておられました。
リフト付バスでの今回のお出かけ、1日目は成功したようです。
2日目は美山のかやぶきの里へ行きます。
京都府の北に位置する美山町には重要伝統的眷属物保存地区に選定された人気スポットです。
たくさん歩くだろうな―、星もたくさん出ていますので明日も天気良さそうです。
本日は地域の高齢者の方達との親睦も図れて非常に私も良かったと思います。たくさんしゃべりました。
明日からもやるぞと思った1日でございました。

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