観光バスを利用する際、実際の高速料金が気になる所です。大型バスが大型料金ではない事で、実際の高速料金を払う際びっくりする事も!
車種の区分を詳しく説明します。
観光バスの車種区分
観光バスの車種区分を見分けるのはバスの「大型・中型・小型」などのバスの種類ではなく「乗車定員」と「車長」で見ることがポイントになります。
大型観光バス
乗車定員30名以上のもの、また車両総重量8t以上で車長9m以上…特大車
※最近の豪華仕様で少人数のバスの場合も長さが9m以上ある事がある場合は特大車になります。
路線バス(高速路線バス)は特大車ではありませんので、参考にはしない様にしましょう。
中型観光バス
乗車定員29人以下かつ車長9m未満のもの…大型車
※中型バスのサイズ(9m)でも定員が33名乗り等の場合は特大車に、また定員が28名でも車長が12m(大型バス)の場合も特大車になります。
小型観光バス
乗車定員11人以上29人以下で車両総重量が8t未満のもの・・・中型車
※多くの小型バスの場合、車長が7mで定員が25名もしくは21名となっており、この車両が該当します。
マイクロバス
乗車定員11人以上29人以下で車両総重量が8t未満のもの・・・中型車
小型バスと同じですが、マイクロバスの場合、車重が軽い為29名の乗車が可能です。
高速料金の計算
高速料金を計算するにあたり、利用するバスの車種区分が解ればあとは、乗降するインターを入力することで簡単に計算できます。
NEXCO西日本 https://www.w-nexco.co.jp/
こちらのページより簡単に計算が出来ますので是非ご利用下さい。
それぞれの料金の違い
参考に大阪の吹田ICから京都南ICまでの各車種の料金を記載しておきます。料金計算がすぐに出来ない時にはどの位高くなるのかの参考にしてみてください。
乗用車 | 1,040円 | 普通車 |
マイクロ・小型観光バス | 1,220円 | 中型車 |
中型観光バス | 1,620円 | 大型車 |
大型観光バス | 2,580円 | 特大車 |
だいたい、大型観光バスの場合、乗用車の2.6倍~3倍は必要となります。
バス旅行でお得にするには
当日の走行ルート(行程)は綿密に決めておくことと時間に余裕を持ったスケジュールを立てる事で、無駄な高速道路利用を避け費用を抑える事が出来ます。
地方になれば、高速道路の利用の場合と一般道を利用した場合の時間差が5分位という事も多くあります。当日乗務員にお任せはやめる事がお得にするポイントです。
こういった行程にも親身に相談に乗ってくれます。