障害者施設の作業所で働く仲間達と行く1泊2日の旅行記です。
〔リフトバスで行く岐阜 長良川温泉と名古屋の旅〕
障害者の作業所で働いている仲間達と行く
2日間の旅行記です、どうか最後までよろしくお付き合い下さいませ。
今回は大阪を出発~岐阜で泊まる~名古屋で観光~大阪に戻る
2日間をリフトバスにお世話になって行った旅行です。
季節は梅雨シーズンの真っただ中の6月の中旬でした。
旅行の当日、
西宮の山間にある自身のマンションを出たところで、
パラパラと小雨が降り始め、最寄りの路線バスに乗り宝塚駅に向かう足が遅くなり
少々気が沈む中、気を取り直してこれから行く旅行をイメージする。
岐阜県までバスで行く!景色が楽しみだ!
お腹がすいた!旅行楽しみだ!
集合場所へ向かう足がだんだんと楽しくなってくる。
子供の時からですね。
旅行はいつも出発するまでが
あれこれ考えて想像しながらとてもとても楽しい。
宝塚駅にある行きつけのコンビニエンスストアで
挽きたてのホットコーヒーを買い、
私が大好きな卵がたくさん入ったサンドイッチを2個ほうばっている間に
雨もすっかりあがり、空には晴れ間が広がっていました。
JRを降りて、
集合場所へ到着する辺りで1台のバスが自分の横を通り過ぎて行った。
ひょっとすると今のが今回お世話になる
リフト付きのバスかと思い気持ちがはやります。
集合場所へ到着!
すると幹事さんが黙々と受付準備をはじめていました。
自他ともに認めるマイペースな私です。
さくっと受付を済ませてトイレに行き、
準備ができましたので先にバスへ乗り込みます。
車椅子固定をする人を優先させて乗車し、
まばらだった席がだんだんと埋まっていきます。
今回はリフトを全部で6台乗せるので、
席は全部で28席になるとの説明を受ける。
全員揃ったところでドアが閉まり、先ほど説明を受けた
リフトの補助員さん(小太りで眼鏡をかけた妙齢のスーツ姿でした)
を乗せてバスは出発しました。
それでは出発いたします―
と甲高い声が車内のスピーカーから
鳴り響く。
声が高すぎてクスッと笑ってしまう。
バスは渋滞に巻き込まれることなく、
一般道から阪神高速道路へ入り加速して行き、名神高速へ。
途中1回目休憩予定の草津のサービスエリアまでゆうゆうのドライブだ。
マイカーより高くて見晴らしの良いバスの窓から見る景色は新鮮だ。
しばらく楽しむことにする。
今回の旅のスケジュールは・・・
1. 障害者作業所 集合/出発
2.草津パーキングエリア 到着
3.草津パーキングエリア 出発
4.川島ハイウェイオアシス 到着
5. 川島ハイウェイオアシス 出発
6. 世界淡水魚園水族館 アクア・トト ぎふ 到着
7. 世界淡水魚園水族館 アクア・トト ぎふ 出発
8. 長良川温泉 十八楼 宿泊
9. 二日目 長良川温泉 十八楼 出発
10. 二日目 名古屋市科学館 到着
11. 二日目 名古屋市科学館 出発
12. 二日目 サッポロビール名古屋ビール園 浩養園 到着
13. 二日目 サッポロビール名古屋ビール園 浩養園 出発
14. 二日目 土山サービスエリア 到着
15. 二日目 土山サービスエリア 出発
16. 二日目 障害者作業所 到着/解散
草津パーキングエリアで休憩
リフト付きバスの速度がだんだんと遅くなっていき、
途中休憩の草津パーキングエリアに到着。
広めの駐車スペースに
リフトバスを停めて各自で降りていく。
車椅子の仲間は補助員とともに車椅子から降りることなく
リフトを使い降車して休憩開始。
参考までにフードコートで食べることができる
肉そばが私のおススメ。
機会があればブログを見て頂いている皆様ご賞味下さい。
サッとトイレを済ませて、皆に遅れないようにバスへ戻り、
みにバスは次の目的地へ向け出発した。
川島ハイウェイオアシスで昼食そして徒歩で行ける水族園
東海北陸自動車道の川島ハイウェイオアシスに立ち寄り昼食になる。
大型車レーンにバスは止まり、各自バスを降りる。
休憩時間は自由行動となっており、各自で昼食をとることになっている。
この周辺は複合施設になっているので、
事前に計画を立てて行くことをお勧めします。
フードコードでご当地グルメの高山ラーメンをはじめ
郡上グルメや讃岐うどんまで揃っている。
ご当地グルメもいいが、ご当地でないのに出店している
讃岐で修業した讃岐うどんが気になります。
休憩時間も限られているので、
迷ったすえに名古屋カレーうどんをチョイス。
おなかも満たされ「世界淡水魚園水族館 アクア・トト ぎふ」と
集合時間まで時間があるので、「岐阜おみやげ川島店」で買い物を楽しむ。
気になったのは店内売れ筋商品ベスト5位の「五平餅」
レンジでチン2分の便利さ。
なぜか五平餅が好きな私は自分用とおみやげ用に購入。
集合時間が近づいてきたので、世界淡水魚園水族館 アクア・トト ぎふへ移動。
ここは車椅子でも移動もでき、多機能トイレも設置されている。
世界淡水魚園水族館のバリアフリー情報もご紹介します。
車椅子の無料レンタル、全館バリアフリーで車椅子でも満喫できる施設です。
みんな集合して点呼が終わり、入館自由行動なので、好きなところだけを見学。
長良川の生き物から世界の生き物まで見学でき
中でも100年生きるらしいリクガメは大きいし、風格を感じるキングオブ亀です。
長良川温泉へ向けリフトバスで出発する。
「世界淡水魚園水族館 アクア・トト ぎふ」
風格を感じるキングオブ亀様
創業150年の老舗旅館 長良川温泉「十八楼」へ宿泊
旅館へ着きました。今回は先に温泉ではなく、まず夕食を頂きます。
夏の風物詩 鵜飼(うかい)宴会です。
長良川温泉「十八楼」は長良川で行われる鵜飼を見学がはじまるまでに夕食をとる。
伝統的な会席料理、おいしくおいしく頂きました。
鵜飼見学場所へ移動。
館内専用通路から鵜飼見学船のりばへ移動できる温泉旅館。
鵜飼は約千三百年前よりつづく古典漁法で、
篝火で集まって来る鮎を鵜が捕まえる漁法、
テレビや雑誌で見たことがある鵜飼をまじかで初めて観て
船頭さんの鵜飼さばきは圧巻でした。
船を降りた後、
汗もかいたので、温泉へ直行です。
長良川温泉は茶褐色のにごり湯で癒されます。
朝と夜で違った温泉が楽しめるのが十八楼の特徴。
名古屋市科学館でラボを思い切り楽しむ
名古屋市科学館では
①竜巻ラボ②放電ラボ③極寒ラボ が楽しめる。
汗っかきな私の
この夏のおすすめは 「極寒ラボ」マイナス30℃の極寒状態が体験できます。
外が暑かったのでレンタルのオレンジ色の上着を着ずに入った私。
気持ちいいを通り越して寒くて半そでから出た腕が、無防備な鼻が痛いです。
ラボの見学は人気があり、時期によっては満員で整理券が配られますので
週末や夏休みに行かれる方は事前の確認を科学館にされたほうが
良いかと思います。
科学館はやはりプラネタリウムでしょう。
普段見ることができないが、照明が消えて薄暗く
夜空を見上げて季節の夜空を早巻きで楽しむ。
小さなころから何度か行く機会があるが、
いつ見てもおもしろい。
普段夜空を見上げることが少なく気持ちが穏やかになる感じがする。
サッポロビール名古屋ビール園 浩養園でお肉とビールを楽しむ
ビール好きにはたまらないバーベキューとビールの最高コンビを堪能します。
今回はバーベキューレストランで種類のちがうお肉を食しながら
新鮮生ビールをおかわり。
浩養園は地ビール醸造所を併設しており、新鮮なビールを味わうことができる。
場の雰囲気もあるが、普段ビールはあまり飲まないが
今日はビールが進み満腹だがもう一杯おかわり。
終了時間になり、リフトバスへ乗車してバスが出発する。
土山サービスエリアで休憩~障害者作業所へ向かう
土山サービスエリアへ到着。
二日目の帰りとなると疲れて寝てしまい
休憩に降りてこない者を多くいる。
休憩を済ませリフトバスへと戻る。
土山サービスエリアのおすすめは「ちゃんぽん」ですね。
熱いので、時間に余裕があるときがいいと思います。
土山サービスエリアを出発、
車内は1日目と違いみんな疲れて話し声もなくシーンとしている。
そうこうしていると障害者作業所へ到着。
リフトバスから降車後に一旦みんな集まり解散。
みんなケガもなく無事に旅行終了です。
次回もこの旅行、どこにいこうか楽しみです。